7ZB-02
PCAとGMMを用いた血液検査データからの保健師指導効果の可視化
○河田 昂,大枝真一(木更津高専)
近年,血液検査の結果によっては,高齢者の多くの人々が保健師の指導を受けるようになった.数年にわたるの血液検査のデータを分析することで,より正確に検査結果を分析することができるようになる.しかし,数万人の数十次元のデータを観察することは誰にでも容易なことではない.そこで本研究では,PCAを用いて多次元の血液検査データを2次元グラフ上にプロットすることを目的にした.その際に,指導効果を確認するため2つの工夫を行った.1つは年度毎の個人の変化をアニメーションにすることによって可視化した.もう1つは,健康層と保健指導が必要な層を色分けすることによって,保健指導が行われているものの動きを相対的に見ることによって,大まかに成果を把握できるようにした.これらの成果について報告する.

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