7ZA-03
研究活動へのゲーミフィケーションの導入とその評価
○杉浦さや,大平茂輝,長尾 確(名大)
研究室では、調査やゼミ、実験・分析、論文執筆等、日々さまざまな研究活動が行われているが、それらの一つ一つは地道な作業であり、目に見える結果がすぐには出ないものである。そのため、学生にとってモチベーションを高く維持しながら活動を進めることは非常に困難である。そこで本研究では、研究活動にゲーミフィケーションの仕組みを採り入れ、活動内容を評価し、その結果を可視化して、研究活動への学生の積極的な参加を促すシステムを実現した。本稿で提案するシステムでは、研究活動を細分化した具体的な行動を選択し取る目標を立てて活動を進めていく。活動の結果は、自己評価だけでなく、相互評価や使用したツールの利用履歴による自動的な評価を受けることによって評価・可視化され、自身の現状を確認しながら研究活動を進めることができる。さらに、目標の達成度合いに見合った報酬を与えることで、積極的に研究活動を行うことを促す。

footer 著作権について 倫理綱領 プライバシーポリシー セキュリティ 情報処理学会