7W-02
ボーンモデルへの呼吸動作適用による生命感の表現
○清水貴大,藤代一成(慶大)
現在, CG技術の進歩により,現実の人間にひじょうに近い3Dアバタの作成が可能となっている.よりリアルな人間の表現を追求する際,生物と外界のインタラクションともいえる呼吸動作の再現は必要不可欠である.そこで本研究では,3Dアバタに呼吸動作を適用する.その最初の試みとして,肺と横隔膜の抽象的表現を追加し,呼吸をより意識したボーンモデルを提案する.
そして歩行等の随意運動に不随意運動である呼吸を組み合わせたアニメーションを作成し,呼吸動作の適用による生命感の表現の向上を図る.さらに,運動中の
呼吸数や呼吸の深さの変化に着目し,それらを変化させることにより,簡易な表現ながらアバタの疲労や感情の表現を試みる.

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