7T-06
自然災害発生時における回線利用状況を考慮した資源適合型ネットワークシステム
○戸川和晃,佐藤剛至,橋本浩二,柴田義孝(岩手県大)
自然災害発生時には,物理的な故障や輻輳などによる大規模なネットワーク障害の発生が想定される.現在,ネットワークへのコネクティビティを確保し安定した通信環境を提供可能とする研究がなされているが,情報の優先度に応じた制御や輻輳,ネットワーク資源の有効活用について,十分には考慮されていない.本稿では,SDN技術を用いて回線利用状況を考慮した資源適合型ネットワークシステムを提案する.提案手法では,情報の優先度に応じて制御する優先制御機能,輻輳予知による帯域制御機能,周辺端末と連携し資源の有効活用を行う周辺端末連携機能を実装し,その有効性について評価する.

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