7R-04
飽和パターンマイニングの並列化のための一手法
○長尾雅弘,世木博久(名工大)
本稿では、飽和パターンマイニングの並列化による効率化を行う。
飽和パターンとは、等しい情報を持つパターン集合のうちの、極大なパターンとなるものである。
飽和パターンに注目したマイニング処理を行うことで、冗長的なパターンの生成を防ぐことが可能となる。
また、データマイニングでは大規模なデータを処理対象とするため、処理時間の短縮が課題となる。
そのような課題を解決するアプローチの一つに、アルゴリズムの並列化が挙げられる。
しかし、パターンマイニングに対する従来の並列化では、処理の分散が不均等となる問題が発生する場合があった。
そこで本稿では、分散の均等さを考慮した並列化手法を提案する。

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