情報処理学会 第78回全国大会講演要旨

音声記録の自動書き起こしソフトの増加や情報機器端末・Web 上において、音声認識の導入など近年音声認識技術が急速に広まっている。しかし、日本語は数多くの同音異義語・短縮語が存在している上、文章の区切りが曖昧で認識が非常に困難な言語である。それにより、日本語の音声認識率が低いという問題がある。本発表では、音声記録データに対して、複数の音声認識エンジンによる書き起こし文に対しての正誤判定を行い、加えてcorpusを利用することで、書き起こし箇所を補正する方式を提案する。