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スケールフリー相関から見た群れモデルの再構築
○坂本佑樹,高橋達二(電機大)
魚や鳥、羊などの動物たちが群れを形成し、一つの意思を持った生命体のような振る舞いをみせる現象に対し、 Boids モデルなどが提案されてきた。近年ムクドリの群れから発見されたスケールフリー相関に着目した Niizato らは個体が相互作用する他個体の範囲の定義を動的に切り替える MTI モデルを提案し、現象のより忠実な再現に成功した。本研究では、 MTI モデルのあるパラメータにより、スケールフリー相関の係数が操作できることを示す。また、 MTI の性質を考察することで、より簡略なモデルの提案を目指す。

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