7P-05
ゆとり基準に基づく複数勤務地を考慮した業務担当シフトの交代支援機構の試作
○筒井宏紀,福田直樹(静岡大)
労働者の様々な事情を考慮し,業務に支障の出ないようにいかに最適化するのかという問題はナーススケジューリング問題やDMAT編成問題としてこれまでに研究されている.本研究では,分散した複数の勤務地に対しての,必ずしも長期の雇用を前提としないアルバイトを主体とした勤務シフト問題を扱う点が異なる.パート・アルバイト勤務者の離職を避け,勤務への動機付けを保つには,継続的な勤務を促すための基準を,労務管理主体が試行錯誤により見つけていく必要があると考えられる.本研究では,この基準をゆとり基準と呼び,それを制約で表現し自動交渉技術を組み合わせることで,リスケジュールを支援するシステムの実現を目指す.

footer 著作権について 倫理綱領 プライバシーポリシー セキュリティ 情報処理学会