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看護師スケジューリングデータを用いたインシデント発生検知方式
○小形俊輔,秋吉政徳(神奈川大),真嶋由貴恵(阪府大),高橋弘枝,田中小百合,谷岡美佐江,堀美和子(地域医療機能推進機構)
看護現場では、インシデントが発生した場合のインシデント報告を分析することにより、対策を講じようとしている。しかし、インシデントの発生要因は、現場ごとに異なることから、一般的な対策を適用するだけでは不十分である。そこで、本発表では、現場の状況も加味したインシデント発生の検知として、看護師スケジューリングデータより導出した“看護師シフト体制データ”を用いる方式を提案する。提案方式では、対象とする過去のインシデント発生のログからサポートベクターマシンを構成し、これらを組み合わせることで検知を行う。実際のデータによる検知実験結果についても述べる。

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