7N-05
視線追跡を用いた騙し絵の認識の解析
○仲田 仁,田村 仁(日本工大)
本研究では人が物体を認識するときに特徴として捉える形状を、視線追跡を用いて騙し絵を見ている箇所や注視時間から統計を取り、認識方法の違いについて解析する。
騙し絵は人によって見方が変わり、通常の風景画等を使用するよりも認識の仕方の違いが顕著であると考えたためである。
視線追跡にて視線移動の動画を取得し、画像処理を用いて注視時間や焦点にある絵の形状などを検出する。その後、紙面における被験者へのアンケート結果と獲得情報の比較を行い、どのような部分がその絵の内容判断に影響しやすいか統計を取る。
視線追跡にはSTEELSERIES SENTRY EYE TRACKERを使用し、画面上の視線位置を赤い円で表示した動画を取得する。画像処理はVisual StudioにOpencv2を導入、C++言語でプログラミングを行う。

footer 著作権について 倫理綱領 プライバシーポリシー セキュリティ 情報処理学会