7L-01
行列因子分解を用いた脳活動の言語表象推定への取り組み
○川瀬千晶,小林一郎(お茶の水女子大),西本伸志(NICT),麻生英樹(産総研),西田知史(NICT)
本研究では、fMRIを使用し測定した動画視聴者の脳活動データと視聴者が動画から想起した言語といった異なる2種類の情報の対応関係を捉え、脳活動データから言語を、またはその逆を推定する手法を提案する。
行列因子分解により、脳活動辞書と言語辞書をそれぞれの基底を対応付けて生成する。そして、新しく観測された脳活動データに対して、学習して作られた大量の基底の中から主成分となる基底だけを抽出し少数の基底と係数による線形和で表現する。その際、得られた係数に対して、脳活動の基底を言語の基底に取り替えることにより、脳活動データから言語を推定する手法を開発する。

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