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R言語による中国の地域別における大気汚染物質の特徴分析
○张  翔(福岡工大),史 一華(西南学院大学),徐 海燕(福岡工大)
空気質指数AQIは、複数の大気汚染物質によってそれぞれ算出された指数中の最も高い値であり、その値の物質が主要汚染物質となる。いままではPM2.5が大気汚染物質の首位でしたが、昨年度からオゾンO3がPM2.5を抜いて北京の夏季大気汚染物資の首位に躍り出ている。このため、本稿では、発表されている中国の188地域の2014年1月から2015年7月までのPM10、PM2.5、オゾンO3をはじめとする6種類の物質データに対する分析を行い、その結果を報告する。具体的に、まず決定木を用いて、地域別季節別にAQIにおける個々の大気汚染物質の影響度を分析する。次に、月別に各種の汚染物質のデータをクロス集計した上で、主成分分析とkmeansによるクラスタリングを行い、地域別の特徴を明確にする。

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