7J-04
組み込みシステムにおける設計制約の導出手法
○西川 俊,松浦佐江子(芝浦工大)
組み込みシステムにおいて,ハードウェアの不可能な使用方法は上流工程で設計制約として考慮する必要がある.しかし,使用方法に対するテスト項目は,技術者の経験則で作成されるのが現状であり,確認漏れを防ぐ有効な手段はない.これは開発済みのハードウェアを使った組み込みシステム開発でも同じである.このような開発を対象として本研究では,要求分析段階で作成するワークフローから系統的にテスト項目を出力し,実施することで,ハードウェアに関する設計制約をシステム全体の要求から導出する手法を提案する.これにより導出した設計制約を設計に反映することで,手戻りを削減することを目的とする.

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