7C-01
ミクロ交通シミュレーションによる階層型協調交通システムの評価
○上原和樹，赤嶺有平，當間愛晃（琉球大），根路銘もえ子（沖縄国際大），遠藤聡志（琉球大）
地方都市郊外においては公共交通機関の利便性が悪く，自家用車利用者が多い現状である．そのため，郊外から都心部にかけて交通量が多くなり慢性的な渋滞が発生している．これまでに筆者らは，公共交通の利便性改善に向け，デマンドバスと基幹バスを用いた階層型協調交通システムを提案している．階層型協調交通システムにおいて，デマンドバスと基幹バスは協調的にスケジュール計画をされるため，交通流の影響を十分に考慮する必要がある．本稿では，筆者らが開発したミクロ交通シミュレータを用いて階層型協調交通システムの運行評価および有効性の評価を行う．
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