6ZD-09
マルチエリア型人感センサを用いた照明制御の最適化
○伊藤克也,三木光範,上南遼平,寺井大地,間 博人(同志社大)
人感センサを用いた照明制御による消費電力削減を期待し,人感センサを導入するオフィスが増加している.一方で従来の人感センサに比べ,詳細に人の検知が可能なマルチエリア型人感センサの開発が進んでいる.本研究では,マルチエリア型人感センサによる人の検知に応じた照明制御の最適化を行う.照明の配光曲線を用いて執務者に与える照度を推定し,照明の消費電力の和および執務者に必要最低限の照度と各検知箇所の推定照度の差の合計を加算したものを目的関数と定義し,目的関数を最小化する照明制御を行うことにより実現する.また,消費電力削減効果および執務者に与える照度に関して検証実験を行い,提案手法の有効性を示した.

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