6ZC-08
特別支援学校におけるタブレットPCを用いたタッチ入力評価アプリケーション
○鈴木大介,吉本定伸(東京高専),金森克浩(国立特別支援教育総合研究所),佐野将大(香川県立高松養護学校)
特別支援学校における教育現場では児童ごとに異なる障害の状態に対応するためにICT機器を用いた教育が望まれているが,特別支援学校への普及は進んでいない。そのため,現在開発中であるタッチ入力評価アプリケーションを利用することで肢体不自由な児童にどういったタッチをさせれば効率的かといったことがわかるようになり教師の負担の軽減や,専門的な知識がなくても児童に適切なICT機器を用いた学習ができるようになる。また,重度の知的障害をもち外界への働きかけが少ない子どもが外界への興味を引き出す際に,アプリごとにどれほどの効果の違いがあるのかを詳細に検討できる可能性もある。本稿では、座標の取得とその保存,保存されたデータの再生といった機能について報告する。

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