6ZC-02
チャットと対面コミュニケーションを組み合わせた人狼ゲームの提案と支援サービスの制作
○菊地健祥(東京工科大),中村亮太(湘北短期大),上林憲行(東京工科大)
近年,対話型心理ゲームである人狼ゲーム(以下,人狼)が企業の新入社員研修や選考に使われるといったケースが増えており,社会的に必要な能力が養えるツールとされている.
しかしながら,従来の人狼では, 仕草や表情等の非言語情報に偏向した非合理的な議論がなされる場合が多い.
そこで本提案では,言語情報を中心に進行させるためにチャットで議論を行い,証拠を収集する.その後対面で裁判形式の討論を行うことで,論理的な推理を言葉に起こして伝える力の向上を図る.
評価実験により,本提案は従来の人狼と比べ,非言語情報に頼らずに議論が進行できるようになり,自分の考えを相手に理解させる,また説得できるようになることを調査する.

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