6ZB-06
プレゼンテーション機器を利用した肩関節周囲炎(五十肩)の運動療法システム
○伊神聖人,宇都宮陽一,奥田隆史(愛知県大)
パソコンを利用した作業が増えたため肩関節周囲炎(五十肩)に罹患するオフィスワーカーが増加している.五十肩とは,肩関節が炎症を起こして,動きが制限されてしまう病気である.加齢で肩の組織の柔軟性が低下し,傷つきやすくなっていることや,肩の血流が悪化することが五十肩の原因であるといわれている.五十肩は自然に治癒するといわれているが,その発症を予防したり,悪化を防止したり,回復を早めたりするためには,コンノリー体操(壁つたい体操)が適切であるとされている.本研究ではコンノリー体操を,大学等のパソコンを利用するプレゼンテーションの場で,聴衆に目立たないようにおこなう手法を提案するとともに,その手法の効果を検証する.

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