6ZB-04
Wearable deviceによる歩行状態検知システムの提案
○阿部一希,村田嘉利,鈴木彰真,佐藤永欣(岩手県大)
高齢者や片麻痺などの障害のある患者については
、転倒防止が強く求められている。つま先から床への着地と摺り足による段差等への躓きが主要な原因と言われている。今回、Wearable device内蔵の加速度センサとジャイロセンサを用い、足の甲に取り付けることで、つま先からの着地/摺り足/望ましい歩行状態(踵からの着地)のデータを分析し、歩行状態の区別が可能となった。本稿では、各歩行状態における加速度センサとジャイロセンサのデータの違いおよび特徴抽出方法について述べる。また、その結果をもとに高齢者や障害者の方に歩行状態が悪かったときにアラームを鳴らすシステムを開発したので、そのシステムについても紹介する。

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