6ZA-06
日常の風景から数学を発見し関心を生み出す学習システムの構築
○軽部玲菜,時井真紀(筑波大)
昨今の教育現場では、理数教科離れが問題視されている。
学習したことが日常の中でどう活用されているかに気づけない、単元間のつながりを感じていないなどが原因であると考えた。これらを踏まえ、授業では数学的活動が重視されている。
そこで、学習者が身近なものから数学を見つけ出すことにより、より数学を身近に感じられるようなタブレットPCを用いたシステムの構築をした。
カメラで学習者が撮影した写真が放物線上に動く、物体が回転するなど動的な作用や、グラフの表示などを拡張現実の技術を用いて表現した。コンテンツごとに、1つの写真を用いて簡単な単元から難しい単元へ発展していくことで、学習者の意欲を刺激し、関心を引き出す。

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