6Y-01
指さし訂正を伴う音声入力における候補提示手法の検討
○池田雄司,梅澤 猛,大澤範高(千葉大)
 入力文章を発話した際の認識候補の中から指さしによって意図した組み合わせを指定する文章入力手法において,候補を空間効率よく提示する手法を提案する.提案手法では,各単語の認識候補をラティス構造で表示させ,単語の文字数と前後繋がりのある単語の個数を用いて表示領域の大きさを決定する事で空間効率を向上させる.提案手法と先行研究における手法を用いて,空間効率の評価のための文章入力実験を行い,一定の領域内で表示できる認識結果の単語毎の候補数を比較した.あわせて,指さしによる指定に要する時間,誤操作の際に必要な訂正時間を含んだ入力時間についても調査した.

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