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情動の可視化が自身と周囲へ与える影響 〜主観と生理指標による検証〜
○鳥羽瀬寛子,磯山直也,ギョーム ロペズ(青学大)
複数人がいる環境での作業時には,他者の存在・状況が作業に影響を及ぼすと考えられる.特に自身や他者の情動の状態が把握できた際には強く影響を 受ける.これまで情動の把握は曖昧であったが,情動が可視化されるとその影響はより強くなると考えられる.そこで本研究では,情動の可視化による 自身や他者への影響について調査する.快の情動が見える際には他者も快適に作業するようになると考えられ,不快の情動が見える際には不快が伝搬す る悪影響も考えられるが,自身の情動を抑制する意識が働く可能性もある.本研究では,耳朶に装着した脈波センサにより情動を認識し,プロジェクタ により情動の状態を可視化した際の作業への影響を調査する.

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