6W-05
似顔絵の個性を考慮した実写化手法の提案
○中村優文,山口周悟,福里 司,古澤知英,森島繁生(早大)
我々は似顔絵画像の実写化手法を提案する.似顔絵とは,人の顔の情報を視覚的に伝える手段として主に用いられる.具体的な例としては,犯罪捜査,SNS等の自画像,またエンターテイメントのひとつとして使用されている.似顔絵の実写化により,犯罪捜査への貢献や.似顔絵表現の拡張が期待できる.既存研究として,溝川らは似顔絵を平均顔形状に変形し,画像データベース中の顔画像とパッチ単位で置換する手法を提案しているが,入力の似顔絵は写実的な画像に限定される.そこで我々は,色と座標情報を考慮したSuperpixelによる領域分割を行い,各位領域ごとに入力の似顔絵と写真群の対応をとることで非写実的な似顔絵の実写化を可能にした.

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