6U-04
屋内人流把握のための磁気系列データを用いた歩行速度推定
○松林 勝,白石 陽(はこだて未来大)
 既存の人流計測手法として,環境側に設置したカメラなどの専用インフラを用いる手法では,設置コストや,計測可能な範囲が設置した機器の周辺に限定される問題がある.また,参加型センシングを用いる手法では,人の流れがスムーズなのか,滞留しているのかという流動速度の推定は行われていないため,人流を十分に把握できないという問題がある.そこで本研究では,屋内の人流を把握するために,複数の歩行者から屋内位置情報と歩行速度を収集することで人流を計測することを目的とする.そのために,スマートフォンに内蔵された磁気センサを用いて位置を推定し,その結果から得られる距離と歩行時間を用いて歩行速度の推定を行う.

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