6T-09
ユーザ参加型センシングを利用した災害後情報収集と安全性を加味した経路地図作成
○池田幸恵,井上雅裕(芝浦工大)
大規模災害発生時は道路の破壊・閉塞などが起こり得る為,災害前に提供される地図情報だけでは安全に避難することが困難であると考えられる.また,歩行者の避難行動は非常に自由度が高く,本来は道路ではない場所を通行することで避難することができる.
本研究では,被災者の避難行動より一時避難場所から一次・広域避難場所へ避難する際の通行可能経路とその安全性を提供するシステムを提案する.被災者の所持するスマートフォンのGPSと加速度センサを利用することで,災害発生前の地図情報を用いることなく通行可能経路の推定を行う.また,通行量などから経路の安全性を評価するアルゴリズムについて提案,評価を行う.

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