6T-05
DTN環境におけるデータ回収の効率化を目的としたシンクノードの役割の分担方法の提案
○岸田隆祐,和田祐輔,笠谷昇平,塚田晃司(和歌山大)
電力・通信インフラが十分に整備されていない地域では、各種センサを設置してもデータの回収は全て人手に頼らねばならず、回収にかかる負担は大きくなる。そこで、本研究では作業をするために山に入る車を用いて回収を自動化する。想定環境は森林や山間部が考えられ、障害物となるものが多いため、停車中に通信を行うことが望ましい。作業場所は日々変化するため、それに対応できるように、最終的にデータを集約するシンクノードの役割を、複数用意したシンクノードの機能を持つノードから選択できるセンサネットワークを構築する。これにより、長時間にわたり安定した通信が見込めるため、回収率の向上やデータ損失率の抑制を目指す。

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