6Q-08
対話ログからのマインドマップ生成のための検討
○田口諒弥,村田匡輝(豊田高専),松原茂樹(名大)
他者との対話を通して自らの考えが整理される機会は多い。さらに、対話内容の中には発話者にとっても思いがけない関連性が存在する場合があり、そこから新しいアイデアが生まれる可能性もある。対話内容はログの形で記録することが可能だが、対話ログからこのような関連性を見つけ出すのは必ずしも容易ではない。そこで本稿では、対話中の単語を用いたマインドマップの自動生成手法を提案する。マインドマップは人間の記憶方法に適合した表現方法である。これを用いることで単語間の関連を視覚的に捉えることが可能となるため、思考の整理や発想の支援に有用であると考えられる。本手法では、語の類似度を用いて対話に含まれる単語をノードとしてマップを展開する。

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