6N-04
マルチスケール演算による3次元点群からの特徴抽出法
○早田 赳,岩切宗利(防衛大)
3 次元点群から特徴を抽出するDifference of Normals (DoN)は、大きく2つの情報処理要素から成る。
第1の要素は、異なる2つのサポート範囲による局所点群から法線推定する処理である。
第2の要素は、得られた2つの法線差分を特徴量とする演算処理である。
これまで我々は、第1の要素に関して重点的に改良を施し、DoNの性能を向上してきた。
本報告では、未検討であった第2の要素に焦点を当て、より詳細に特徴抽出できるマルチスケールな演算手法について示す。
各提案手法を用いた実験結果は、各演算特性に応じて的確に3次元点群の局所的特徴を捉えることを示した。

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