6M-04
ゲームを例とした優劣に基づく個体比較システムの提案
○根本 賢,岸 義樹(茨城大)
スポーツ・ゲーム等の分野で競い合う集団において、新しい個体の通用程度を予測することは作戦立案等で必須となる。もし、比較対象の分野におけるパラメータが少ない、又は論理だけで成り立つならば、数学的あるいは論理的な理論の利用で勝敗を導くことができる。しかし、個体の持つ能力だけではなく、個体同士の駆け引きや環境の影響等の多くの要因から勝敗が決まる分野では、勝敗の計算式等を求めることが困難だと思われる。
本研究は、試作ゲームを比較対象の分野とし、複数個体の教師データとそれらデータ同士における幾つかの優劣から、教師データ各々に対する新しい個体データの通用程度を予測するシステムを開発し、その有用性を検証する。

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