6J-04
彩色自由度を用いたレジスタ割り当てに基づくソフトウェアウォーターマーキング
○秋元陽祐,平井佑樹,並木美太郎,金子敬一(農工大)
近年,ソフトウェアの違法コピー問題が深刻化している.作者や正規ユーザの権利および利益保護のために多くのウォーターマークの手法が提案された.ウォーターマークとは,本来透かしを意味する言葉であり,これが転じてコンテンツへ挿入するマークや違法な操作を阻害するための技術を意味する.プログラミング言語では,プログラムを実行する際にレジスタという素子を使用する.プログラム中の各変数には翻訳時にレジスタを割り当てる.レジスタ割当てに基づくウォーターマーキングは,本来意味を持たないレジスタ割当てに意味を与えることで情報を埋め込み,ウォーターマークとして機能させる手法である.本研究は、レジスタ割り当ての際に彩色自由度を導入することで使用レジスタ数の抑制を目的とする.

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