6J-02
シュタイナー森問題に対する近似アルゴリズムの実際的性能評価
○菅原惇平,鮏川矩義,浅野孝夫(中大)
シュタイナー森問題は,辺にコストの付随するネットワークとk組のターミナル点対が与えられたときに,どのターミナル点対も連結であるような部分ネットワークの中で,コスト最小のものを求める問題である.この問題に対して2近似アルゴリズムは知られていたが,いずれもIP定式化のLP緩和に基づくものであった.一方,2015年のACM STOCで,LP緩和によらない貪欲法に基づくアルゴリズムがGupta-Kumarにより提案され,その性能保証が高々96であることが示された.本発表では,これらのアルゴリズムを実装して様々な入力に対する実験を行い,実際的性能の比較・評価を与える.

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