6H-03
方形導波管誘導性ポスト付き共振器の粒子群最適化を用いた設計
○仁平岳志,松本達真,平岡隆晴,豊嶋久道(神奈川大)
方形導波管誘導性ポスト付き共振器は金属製の誘導性ポストと空洞共振器から構成される。
誘導性のポストと空洞共振器の数を増やすことにより、急峻な減衰量特性をもつためマイクロ波帯回路の帯域通過フィルタとして広く用いられる。
回路の従来の設計法では回路寸法値を決定するものであるが、寸法値によっては製造が困難となり実現可能な値に丸める必要があります。値を丸めることによって所望の特性が満たせなくなるので、人の手による細かな修正が必要となり、多大なコストがかかってしまします。本研究では、このような問題を解決するために丸めを考慮した寸法値の選択が可能である粒子群最適化アルゴリズムを用いた設計手法を提案する。

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