6F-02
リフレクション支援装置による作品展示の実践と評価
○安藤公彦(東京工科大),井上智史(駿河台大),宮坂秋津,稲葉竹俊(東京工科大)
 本研究では、美術鑑賞において他者の解釈を表示し、自身の解釈の振り返りによる相対化を促すためのインターフェースである「リフレクション支援装置」を開発した。装置の動作としては、作品の画像を表示し、作品の気になる場所をなぞることを求める。入力後、過去の鑑賞者のなぞった軌跡が濃淡により表示され、自身との差異を知ることができる。
 評価のために、具象画、抽象画、写真などの作家5人による展示をギャラリーにて行い、タッチパネルによる5台のリフレクション支援装置を設置した。評価は、実際の鑑賞者によって入力されたデータをよび、アンケートから分析を行う。

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