6E-06
心疾患を対象とした状況管理・意思決定支援システムの研究
○中島尭志,矢島敬士(電機大),佐々木美樹(ヒューマンライフ・マネジメント)
日本における死亡原因第2位が心疾患である.心疾患による死亡の多くは突然死である.突然死を防ぐためには心疾患の兆候を早期に知る必要がある.しかし、医療行為の問題等の障害により、兆候検知方式は実用化されていない.
本研究は、医療行為に触れず上記目的を実現し、心疾患が原因の突然死を減らす方法を提案する.本手法は、(1)対象者の心電図波形をセンサー機器を用いて取得し、医師の所見に基づいたアルゴリズムにより解析を行い兆候を検知し、その兆候を三段階に分類する方法と、(2)兆候検知を関与者に通知する方法からなる.検知した兆候の評価が悪い場合、対象に病院へ行くことを促し、その必要性の根拠を提示する.

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