6D-06
CVCAを活用したサービスデザイン着想支援
○池本浩幸(首都大・産業技術大)
利害関係者の関係性を可視化する顧客価値連鎖分析(CVCA)にサービスドミナントロジック(SDL)の考え方を導入することにより,革新的なサービスデザインの着想を得るための方法を提案する.CVCAに記述する利害関係者をアクターと捉えて各アクターのアウトカムや資源を記述し,特に知識やスキルなどの各アクターのオペラント資源に着目して,受益者の文脈価値を最大化しつつ,各アクターおよびサービスシステム全体のアウトカムをアップグレードするような新しい資源統合の方法を検討することにより,従来にはない新しいサービスデザインを着想する方法とその効果と課題を述べる.

footer 著作権について 倫理綱領 プライバシーポリシー セキュリティ 情報処理学会