6D-05
超微細眼球運動及び頭部運動検出のための同期高精度撮影系の構築
○藤江博幸(三城),田中靖人(神経数理学研究所),七五三木聡(阪大)
眼球運動の時空間的な高分解能解析の試みは有るが、頭部運動との同時測定の研究は存在しない。我々は眼球運動と頭部運動を高精細・超微細(マイクロメートル、300Hz)レベルで光学的測定するシステムを開発した。同時計測するカメラ同士のタイミング同期には、新たに開発したトリガー信号発生回路を用い、更に自律神経を同時計測するためECGと脈波をカメラ信号に同期した。被験者の動きを最小限にし重力効果を減少するため、仰臥位姿勢にて頭を固定する装置をカメラ固定装置とともに構築した。視覚刺激には、LED固視点とともに、大画面(視野角30度x20度)での視覚刺激が可能になる投射型天井ディスプレィを作った。 

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