6D-01
木構造に基づくアイデアの評価法とアイデア創造支援システム
○竹島 亮,長尾 確(名大)
研究や製品開発などのアイデア創造活動において、アイデア全体の状態を把握することは重要である。しかし、アイデアが大規模になるほど、人間が全体を把握することは困難になる。多くの場では、ミーティングや発表により進捗が管理されているが、個々のミーティング間という短い期間内での活動は把握できても、全体を把握することは依然として困難である。また、アイデアを可視化することにより、アイデア創造を支援する様々な研究がされてきたが、大規模なアイデアに対する支援はできていない。
我々は、アイデアを木構造として表現し、その整理度を評価するアイデア創造支援ツールを開発している。木構造に基づきアイデアが自動的に評価されるため、人間がアイデアの良し悪しを判断するのがより容易になる。複雑なアイデアであっても、アイデアの問題点がわかるため、問題がある個所に注力することができる。

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