6A-03
UIデザイン合意のためのモックアップ活用ガイドラインの構築
○引地一将，北村俊介，山口　潔（日立製作所情報・通信システム社）
近年，情報システムに使用性を求めるプロジェクトが30%を超えており，また外部環境の変化に起因する保守作業の内で使用性に起因するものが21%を占めるなど，UIデザインへの関心が高まっている．
一方でUIデザインの設計手法は開発現場に十分浸透しているとは言えず，合意に時間を要する，手戻りの原因となるなどの問題プロジェクトが散見されるのが実情である．
そこで我々は，要件定義と設計における欠陥の予防に効果が期待でき，従来から活用されているモックアップに着目し，多くのプロジェクトに適用可能なガイドラインの構築を目指している．
本論文では，このガイドラインの構築過程で得られた知見を述べる．
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