5ZD-07
河川横断形状データの作成及び修正に関する一考察
○南葉潤一,畑山満則(京大)
氾濫シミュレーションに与えるインプットデータは,通常既存の整備図面等を諸元として二次利用することで得られる.しかしながら インプットデータの要求水準精度に対して諸元データの精度が低い場合,インプットデータの作成において精度を担保するための修正作業が必要になり,インプットデータ更新の度に修正作業コストが発生する(データ精度の問題).本研究では,インプットデータ整備工程において,台帳の存在しない河川の横断形状データの整備のみが,マニュアル修正が必要な工程に分類されることを示し,この修正作業のコストを低減するための手法について考察を行う.具体的には,マニュアル修正作業前後の横断形状データの比較分析により修正を要する河川区間の空間位置を抽出し,その地理的特徴について分析を行う.

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