5ZD-06
河川維持管理システムにおける3次元モデル活用の検討
○河合悠希,窪田 諭(関西大)
我が国では豪雨による水害が増加しており,堤防や護岸などの河川管理施設の重要性が増している.河川管理施設は,雨や流水によって形状が変わるため,定期点検では,施設の形状を把握することが最も重要とされている.しかし,現状の維持管理業務では,河川管理施設を2次元地図上に表現しているため,施設の形状を視覚的に把握することが困難である.また,点検箇所も2次元地図上に示されているため,現地で当該位置を見つけることが困難な場合がある.そこで,本研究では,河川維持管理業務を効率化するために,河川維持管理システムにおける3次元モデルの活用を検討する.本研究のフィールドは,大阪府土木部岸和田土木事務所が管理する二級河川の樫井川とする.

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