5ZB-06
石碑をメタファーとしたシンボル化による地震災害史の地図データベースの構築
○河内愛実,杉山岳弘(静岡大)
本研究では,古文書に記されている過去の地震災害情報を活かし,市民の防災意識を向上させることを目的としている.そのために,現在は活用しにくい地震の災害史に関する断片的なデータを,系統付けて活用しやすいようにシンボル化し,さらに地図データベースを作成する.今回は,シンボル化にメタファーとして石碑を用い,マップ上にデジタルな石碑を建立し,インターネット上で石碑の機能を実現する.まず,石碑の構成要素と特徴を洗い出し,データ項目を決定する.それを元に地震災害情報を纏めデータを作成する.そして,石碑の特徴を元に,石碑の偶然の発見をインターネット上で再現していく.

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