5Z-04
TogetherWithAvatar: アバタを利用した外出感の共有手法
○高木友稀(筑波大),張 慶椿(産総研),高橋 伸,田中二郎(筑波大)
屋外にいる人(移動者)と遠隔地の屋内にいる人(観察者)の2人間でのインタラクションを行うことが出来るシステムを開発した. 屋内にいる観察者の代わりとして仮想のアバタを移動者にHMDを通して表示する. 観察者はアバタを操作することにより移動者とインタラクションを行うことが出来る.また観察者は移動者に取り付けられたカメラの映像を見ることにより, 移動者と共に外を歩いている感覚を得る.アバタを利用することにより, 観察者がどこを向いているかや身振り手振りを自然に表現できるため,隣を歩いているような感覚をより強く与えることができると期待される.本システムを使用し移動者と観察者がどの程度共に外出している感覚を得ることができるかを実験を行い調査した.

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