5Z-02
CSM分析を用いた音声によるマウスカーソル操作
○田澤健斗,篠原一輝,嵯峨山茂樹(明大)
手を使わずにでマウス操作を行いたい場面(調理中にレシピのページを変えたい時や、車の運転中など)がある。本研究では、そのような環境でマウス操作を行うために、音声によるマウス操作の実現を目標とする。
音声認識を用いる従来の手法とは異なり、二次元平面上の任意の点に直接移動する方法を考えた。
音声から得られる二次元量として音声フォルマント周波数が考えられるが用いると時間連続性に難があるため、それに性質が近く時間連続性を持つ値をComposite Sinusoidal Modeling (CSM) 分析を用いて抽出する。
CSM分析から得られた二つの値を画面のx,y座標に対応させてマウスをマッピングすることで音声によるマウス操作を実現した。

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