情報処理学会 第78回全国大会講演要旨

SNS上の人間関係や遺伝子のネットワーク、論文の参照関係など様々なデータが有向グラフの形で表現される。これらのデータは情報量が膨大になることも多いため、全体の構造を短時間で理解するための可視化手法が有用である。本報告では有向グラフの中でも非階層型の有向グラフについて、向きの近いエッジの束同士の合流や双方向に接続されたエッジを考慮したエッジ描画とそれを実現するためのノード配置による可視化手法を提案する。