5X-03
錆の生成過程を考慮した経年変化シミュレーション
○鎌田浩作,石川知一,竹島由里子,柿本正憲(東京工科大)
近年、コンピューターグラフィックスの技術が向上したことにより、現実に近い表現が可能になっている。経年変化は現実に近いCGを制作するために重要な要素であり、経年変化の1つに金属による錆が挙げられる。
錆は雨による水の付着、酸素量や流水の影響によって大きく変化し、モデルの形状と化学反応過程を考慮した錆の生成モデルは存在しない。
本研究では、3D空間上で流体シミュレーションを行い3Dモデルと水の付着と流れを計算し、3Dモデルの表面上で進行する錆の様子をテクスチャ画像上で水の厚みと化学反応過程を考慮した錆の進行シミュレーションを行うことによって、現実で生成される錆に近い画像が得られることを確認する。

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