5V-02
ビッグデータ分散処理基盤における共有データ二次利用時のセキュリティ制御に関する考察
○横山紗妃,小口正人(お茶の水女子大)
本研究ではビックデータの二次利用に携わる機関にとって、セキュリティが保護されるようなビックデータ流通基盤の構築を目指す。分散型評価環境の構築を実現する手法としてHadoopを用い、Hadoopのデータセキュリティを管理するフレームワークであるRangerによりファイルシステム内のデータ管理を行う。一次利用組織が初期データ提供者と合意したセキュリティ要件を満たすように自身の処理システムが構築されているかを確認し、同時にそのセキュリティ要件を二次利用組織に伝搬、管理するようなシステムの構築が可能であるかを検討する。これにより組織間のプライバシ要件の共有、データの保護を目指す。

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