5U-08
仮想空間システムを用いた歩行者ナビ利用状況計測手法の提案
○嶋田光佑,廣井 慧(名大),梶 克彦(愛知工大),河口信夫(名大)
歩行者向けナビゲーションには手法の異なるものが複数存在し,快適に利用できるものは利用者の能力に応じて異なる.利用者ごとの能力の違いを把握することで,それぞれに最適な手法を提案できると考える.この違いを把握するため,仮想空間を用いたシステムによって歩行者ナビの利用状況を計測する手法を構築した.本研究では,当システムを用いた歩行実験を行う.HMDのセンサや被験者のコントローラ入力から歩行中のデータを取得し,位置を把握する過程や目的地の方向を把握する過程等の利用状況を計測する.結果に応じて被験者をカテゴライズし,被験者の能力に応じた最適なナビゲーションを提案するための評価基準をとなり得る情報を得る.

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