5S-09
スマートメータ向け通信インフラストラクチャに適したデータ集約法の提案
○塩原寿周,西 宏章(慶大)
従来の機械式電力計では実現不可能なリアルタイム検針を可能にする通信機能を備えたスマートメータの導入が進んでいる.スマートメータを用いることで供給側は常に電力需給状況を確認し,需要側はリアルタイムで使用電力量を把握できるようになる.しかし,自動検針による通信量は莫大となるため,通信回線の混雑緩和,サーバの処理負荷を軽減する通信インフラストラクチャの構築が必要不可欠である.そこで本研究では,スマートメータ通信インフラストラクチャ内での中継地点でのデータ集約を行う分散処理法を提案し,ネットワークシミュレータns-3を用いて通信シミュレータを構築し,サーバでの集中処理との通信データ量,処理時間を比較する.

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