5S-07
スマートフォンアプリケーションを活用したマタニティ支援システムの開発
○渋谷卓磨,土田 栞(釧路公大),上川原ひろみ(市立釧路総合病院),小松 望(白糠町役場),皆月昭則(釧路公大)
出産は女性にとってリスクを伴うため,妊娠期は精神的に女性への負担は増加する.さらに,女性は急激な体調変化でストレスを抱えやすい時期であるため,必要以上の不安を抱えないよう配慮することが求められる.近年,医療は進歩しているが,地方で産科が減少する現状で,遠隔地での妊娠期の生活は不安感が強い.また,核家族化が進み,悩みや不安を相談・共有する人が減っている.このような問題の解決には,パートナーが積極的な協力をすることである.本研究では,パートナーの共感・同感を期待した妊婦支援アプリケーションを開発し,都市部の基幹病院から遠隔に位置する北海道の地域を対象に,アプリケーションを配付し検証を行った.

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