5R-03
SDNを用いたモビリティマネジメントに関する一考察
○畑　美純，和泉　諭，阿部　亨，菅沼拓夫（東北大）
現在，IPレベルでのモビリティマネジメントの標準としてMobile IPが普及しており，そのハンドオーバ時の経路の最適化問題を解決するアプローチとしてSoftware Defined Network (SDN)を適用した手法が試みられている．しかし従来研究は，主として，SDNの集中制御に基づくドメイン内での経路最適化を扱うものであり，効果的なドメイン間のハンドオーバ手法に関する課題が存在する．そこで本研究では，より広域でのドメイン間ハンドオーバをSDNドメイン間の協調機構を用いることで実現する，SDN型モビリティマネジメント手法を提案する．本発表では，本手法の概念を提案し，モビリティマネジメントの基本アーキテクチャ設計を行う．
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